おおかみこどもの雨と雪 [cinema]
大好きな細田守監督の最新作劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」を公開初日の今日、仕事帰りに見て来ました。映画を公開初日に見るのって人生初かも?です。MOVIX京都にて最終の20:15の回で鑑賞。さすがに19時前の時点で数席しか空いていませんでした。ギリギリセーフでチケットを購入してから外で腹ごしらえ。シアターには20時に戻りました。
大学生だった主人公・花はある日の講義で見知らぬ男性を見かける。そしてその男性との距離を徐々に深めて行くのだが彼から実は自分が「おおかみおとこ」であることを告げられる。それでも彼を受け入れた花はやがて2人の子の母となり幸せな日々を送っていたのだがある日、彼が突然姿を消してしまい…。
と、序盤はこんな感じなのですがここから残された花がおおかみの血を引く2人の子供を一人前に育てていく過程がこの映画の見どころになっています。私は当初、予告編やタイトル等から今回の作品は「時をかける少女」「サマーウォーズ」と比べるとだいぶ子供向けなんだろうな、と考えていましたがその考えは序盤から見事に裏切られました。今回の細田作品、すごく深いです。母の強さ、人との繋がり、子供の成長など2時間のアニメ作品の中に多くの事が凝縮されていました。過去の細田作品よりも数段見応えがあります。普段はアニメなんか見ない人に絶対お薦めです。逆に小学生くらいまでのお子様には少し難し過ぎるかな?な印象でした。私もほとぼりが冷めたらもう一度見に行きたいです。
2012-07-21 23:48
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