１点が遠い…

ついにこの日が来ました。勝てば昇格が決まるＪ２第４２節、京都サンガｖｓヴァンフォーレ甲府。お天気は予報通り朝から雨…、私は１０時前にスタジアムへ到着し開門前の列に並びます。運命の決まる最終節とあって雨にも関わらず開門待ちの列も普段の倍以上となっていました。

１０時３０分、シーズンパスの先行入場開始。いつもの場所に友人の分も含め席を押さえます。その後サポ仲間の呼びかけで一度退出し、選手バスの到着を迎えに行きました。その横では熱心なサポによる決起集会が行われています。皆で早くからサンガコールや応援歌でボルテージを上げて行きます。その勢いでバスの到着から選手のスタジアム入りを見届けて再び座席へと戻りました。本来ならばコレオグラフィを行う計画もあったようですが雨天の為、中止となってしまいました。

１３時、ついに今シーズン最後のキックオフ。序盤は甲府の方が上手く試合に入り１０分頃までは完全にボールを支配され３度ほど危ないシーンもありました。が１５分を過ぎた辺りからはサンガもボールが回せるようになり徐々に甲府ゴールへと近づいて行きます。３０分前後には駒井のヘッドが叩きつけ過ぎてバーに跳ね返され、直後には完全な崩しから中村が頭で押し込もうとしますが僅かな差でＤＦにクリアされてしまいました。他にもウヨンのＦＫとミドルで一度づつ惜しいシーンもあったりで前半が終わるころには主導権はサンガが握っていました。この時点で湘南がリードとの情報が入っていたのでサンガは勝つしか自動昇格は無さそうな展開になっていました。

０－０で折り返した後半もサンガは得意のパスサッカーでボールはほぼ支配出来ていました。が、最後のトコロで甲府の守備が固くどうしても崩しきれません。一度は中村がＧＫと１対１でシュートを放つシーンもありましたがビッグセーブに合い得点出来ません。どうしても勝たなければならないサンガは宮吉、原を投入しより前掛かりになりますが前半に頭に怪我をした中村の動きが落ち、宮吉もいまいち有効な形でボールに絡めません。そうする内にも時間は過ぎて行き終盤は中山、バキも前線へと上がりますが最後まで集中の切れない甲府ＤＦ陣にことごとくあと一歩のトコロで防がれてしまいます。とくにラスト１０分の攻防はいつサンガに点が入ってもおかしくない状況でしたが、結局最後の最後までゴールネットを揺らす事は出来ず０－０のまま試合終了となってしまいました…。随分とサッカーを見て来ましたがこんなにも１点を遠く感じたのは初めてかもしれません。試合後、奇跡を期待し湘南の結果を確認しますが容赦なく３－０の快勝。あっさりと２位と３位が入れ替り、湘南が自動昇格しサンガはプレーオフに回る事となってしまいました。

終わってみれば今シーズン、甲府には１勝１分けで負けてはいませんが湘南に２敗したのが最後に響いてしまいましたね。プレーオフの初戦は１８日に西京極で大分と対戦しますが、大分にも今シーズンは２敗しています。ただ３位のサンガは引き分けでも勝ち上がれるのでホーム＋３位のアドバンテージを活かして勝ち上がってもらいたいですね。１８日に勝つか引き分けると次は２３日に国立で横浜Ｃｖｓ千葉の勝者との最終決戦。リーグを３位で終了してプラス２試合って０７シーズンに入替え戦で広島をホーム２－１，アウェイ０－０で破った時と同じ巡り合わせになりました。果たして今回も最後の最後で結果を出し切る事が出来るでしょうか？。

コメント 2

京都の試合結果をニュースで聞いたとき、白さん
残念がってるだろうなって思ってました。
最後に結果が出ればいいんだけど。
by hawaiian (2012-11-14 09:01) 

皆さん、コメント＆nice!有り難うございます。

hawaiianさん、終わってしまったことは仕方ないので諦めずに
普段通りのサッカーであと２試合、勝ち上がって昇格をモノに
してもらいたいものです。
by 白 (2012-11-15 23:08)