まさかの４－０！

震災で延期になったＪ２第６節、京都サンガｖｓコンサドーレ札幌。私にとっては９月１日以来、約１ヵ月半ぶりの観戦です。この間、天皇杯も含むと西京極では４試合、サンガの試合が行われていました。４試合も連続で欠席なんて…２０年近くになるサポ歴の中で初めてかもしれません。そんな久々の試合、ぜひとも勝利を見たいトコロですが相手もＪ１昇格争い真っ只中の２位、簡単には勝たせてもらえないだろうな、と大敗の可能性も頭に残してスタジアムへ。
　
１９時キックオフの試合は開始直後から札幌の猛攻が始まりました。ＣＫからドンピシャで合わせられたり、ゴール前の混戦で押し込まれる寸前だったり、強烈なミドルがバーを叩いたり、と１０分過ぎまでで２失点はしてそうな攻められっぷりでした。しかし序盤を耐え抜いたサンガも２５分頃からは攻めに転じるようになっていきます。そして３８分、左に開いた宮吉のクロスを怪我から復帰し今季初先発の工藤がダイレクトでゴールネットを揺らしました！。更に１－０のまま終わると思われたロスタイムには中村充が自ら持ち込んでのシュートも決まって２－０とサンガは最高の形で前半を終えました。
後半、立ち上がりの１０分くらいをしっかり押さえたら勝てるかも？な期待をしつつ見ていると後半もサンガは攻めの勢いが衰えず、しかもこういったイイ流れの時はこぼれ球さえサンガ選手の足元へ転がって来ます。まさにそんな感じで６５分、久保の３点目が決まりました。これで勝負有り。ですがサンガはまだまだ攻め続け最後は工藤からのパスを抜け出した中村充が流し込み４－０に。予想もしなかったまさかの大勝にゴール裏はお祭り騒ぎでしたね。初スタメン、初ゴールと攻守に存在感を発揮した工藤選手の活躍と、ガツガツ行く熱い系のＦＷ中村充、久保の得点と、第二子誕生の水谷選手を勝利で祝おうとするサンガイレブンの想いが見事に結実した試合となりました。唯一の心配は負傷交代の森下選手、大丈夫かな…。