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WITH THE AIR 大気とともに [hobby]

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前記事に続きウチにある小池繁夫さんの作品紹介を。1993年8月に発売された作品集「 WITH THE AIR 」です。それまで富士重工業のカレンダー用に描かれた50作品(49機種)が41cm×31cmのサイズで1枚づつ印刷されています。当初から額に入れて飾れるスタイルを目指した作品のようでした。これが後に発売される小池繁夫シリーズにも受け継がれていきます。この作品にも冊子になった各機種の解説と下絵が付いており、50枚の絵とともに立派な箱に納められていました。
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小池繁夫さんの作品集としては先に発表されていた画集「フライ・オーバー」に継ぐ第二弾だったと思いますが、世間ではこの作品が最も知られていない?ような気がします。価格は1万円(限定生産)。
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小池繁夫シリーズ [hobby]

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久々のhobbyネタ。今日から3回に分けて私の大好きな航空絵画の第一人者、小池繁夫さんの作品を紹介したいと思います。
富士重工業のカレンダーや模型の箱絵が有名な小池さんですが、そういった依頼された飛行機ではなく、ご自身が描きたい機体を好きなように(角度とか背景とか)描く!というコンセプトで生まれたのが「小池繁夫シリーズ」です。
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1999年秋に第一弾が日興製版株式会社から4000セット限定で発売され、毎回3作品(各下絵を含む6枚入り)で3990円でした。翌年以降も2003年の第五弾まで同じスタイルで作品の発表を続けられていたのですが2004年夏に第六弾以降の発売休止の案内が届いてしまいました。私のように毎年小池さんの新作を部屋に飾れる喜びを感じていたファンも少なくなかったのでは?と思いますが突然のシリーズ休止は残念でした…。
現在も在庫のあるシリーズは手に入れることが出来るようです。
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ちなみにこのシリーズで発表された作品(計15機)は小池さんの画集「フライング・カラーズ3」にも収録されています。ソニー・マガジンズ、6600円
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この小池繁夫シリーズ5の零戦21型、小池さんの作品を扱うネットショップで原画63万円でした!。超欲しいけど高くて手が出せない><。せめて一桁違ったら買えるのに~。宝くじ当たらないかな^^。

世界の名機カレンダー2011年度版 [hobby]

毎年愛用している富士重工業の「世界の名機カレンダー」が15日より受付開始となりました。航空絵画の第一人者・小池繁夫さんの描く様々な飛行機を、そして奥行きのある空を部屋の壁に飾りましょう!。もちろん私もソッコーで申し込みました。届くのは例年通りなら12月初旬かな。楽しみです。
このカレンダーはスバルリビングサービス(株)にて実費(現金書留か代金引換)で販売して頂けます。1部1800円(税、送料込)
http://www.subaru-sls.co.jp/shop.html

どんな感じなのか2008年度、2009年度版より少しご紹介。
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我に追いつくグラマンなし!ってね。
 
戦闘機ばかりではありません。輸送機や水上飛行機なども多く描かれています。
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河口湖自動車博物館 [hobby]

朝、3:30に目覚ましを鳴らしW杯以来の早起きで4:00には愛車で出発!。今回の目的地は富士山のほとり「河口湖自動車博物館」です。
最寄りの大山崎ICから名神~新名神~伊勢湾自動車道を経て東名高速をひた走りました。途中で朝食休憩、仮眠休憩を取りながら10:40、御殿場ICで高速を降ります。そこから約1時間、11:40に目的地に到着。
近くまで行くと富士山も少しだけ頂を見せてくれました。
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ここ河口湖自動車博物館はちょうど10年前の8月末に訪れて以来、2度目の訪問です。当時はツーリングついでに自動車博物館という名に引かれて来てみると屋外にドーンと航空機(やその他もろもろ)が展示されていて驚いたものでした。IMG_1870.JPG
10年前に受付の方に当時の「写るんです」で記念撮影してもらったC46輸送機も健在でした。家から445キロを走ってきたCBも少し休憩中…。
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河口湖自動車博物館は最近では8月だけの営業となっているのですが、自動車博物館という名ながらも数年(6~7年?)前からは零戦の公開も行われています。今回はまさにその零戦を見るために遥々やって来たのでした。ここでは戦地から回収してきた機体をベースに数々の大戦機を復元されています。レシプロ機が好きな私としてはもっと早く(出来れば2~3年前に)来たかったのですが、今年ようやく実現出来ました。
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零戦52型。一般の人がゼロ戦って言えばこの型(タイプ)を連想してるのでは?。マニアな私は取り外されていたカウリング(エンジンカバー)を「重さどれくらいかな?少し持ってみたいな。」とか思いつつ眺めていました。
 
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零戦21型。真珠湾攻撃の時に出撃したタイプ。これ程綺麗な零戦は他に無いです!っていうくらい素晴らしい機体でした。カラーリングも赤城搭載機だし、やっぱ21型はこうでなきゃ!というか世界中の現存する零戦で明灰白色の零戦ってこの機体だけかも?。

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そして今年初めて機体前部が公開された一式陸攻。昨年より公開の後部と併せて胴体はほぼ完成しています。双発の爆撃機だけに大きいですね。発動機も2基が展示されていましたが、将来は翼やエンジン部分も復元されるのでしょうか?。

これら大戦機の他にも色んな航空資料や展示物があり、小一時間かけてじっくりと見学させて頂きました。平日ですが見学者の数もポツポツ、何かのテレビ?の取材も来られていました。これから週末やお盆前後は混むかもですが、好きな方には一見の価値あり!ですね。私も来た甲斐ありました^^v。

その後、自動車博物館を後にした私は中央道を長野県・諏訪まで北上。夏のバイク雑誌で見て「時間があれば走りに行こう」と思っていたビーナスラインを走り(ここで雨に遭遇しましたが)、17時過ぎに諏訪湖沿いの宿に到着しました。本日の走行距離645キロ。8割が高速ですが久々に多く走った1日でした。やっぱバイクはいいね♪。会社では「零戦見に行った!」とは大声で言わずに「避暑に~」とでも言っておきましょうか^^。
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PS・宿に宿泊のこの日も2日続きの4:00出発。今度はただただ京都へ帰るのみ。土曜日なので高速の渋滞を避けたかったのと、夕方から行われるサンガの試合に間に合うようにする為だったのですが…。

名古屋の零戦 [hobby]

本日発売?のとある雑誌の別冊付録にて「零戦特集」が組まれているとの情報をひまねねさんのブログにてキャッチ。もちろんその雑誌は明日買いに行くとして、昨年の東海ツーリングにて立ち寄った三菱重工・小牧南工場の資料室に展示されている零戦52型の写真をいつかUPしよう♪、と思いながら忘れていた…のを思い出し、意味もなくただ掲載してみます。
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わりと大きなスペースに展示されていて、360度どの角度からも見る事が出来ます。ここは要予約ですが一般にも無料で見学させてもらえます。秋水も展示されていますよ!
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この日は運よく?操縦席も見せてもらえました。↑実際に搭乗するとたぶんこんなアングル。漫画とかで読んだ事はありますが(地上では)前、見えねーぞ!いや実際はもうちょっと上から目線なのかな?そう言えば喜んで操縦席を覗きこむ私に係の方が「物、中に落とさないで下さいね。下(尾翼の方)まで落ちて取れなくなりますから。」って色々と(携帯やらアクセサリーとか)落としちゃう人がいるんですね…。
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ここは見学者もまばらなので他の施設よりもじっくりと零戦を堪能出来ます。お薦めです^^。

プロジェクト・テイクオフ [hobby]

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前記事に続き今回も昔話を。今から16年前、書店にてふと目にした航空ファン。零戦21型が表紙だったのでその記事をパラパラと読み、棚に戻そうとするともうひとつ気になる記事が。
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なんでも大戦中に墜落した機体をベースにみんなの募金(を軸に)にて零戦を復元、しかもハワイから島伝いに日本まで飛行させよう!という壮大なプロジェクトだったのです。しかも募金者全員のリストをその零戦に積んで飛ばしてくる、とか寄付が一定額以上の人には(墜落した)機体の翼の一部(かけら)が埋め込まれたフレーム進呈とか。当時はまだフライアブルな零戦は世界に2機しかなく、3機目の復元に自分でも少し「力」になれるんだ!という嬉しさからすぐに寄付を決意、数日内に大枚を叩いてこのプロジェクトに微力ながら参加したのでした。そしてすぐに送付されてきたのが上のフレームと↓のお礼状。
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もちろん寄付は最初の1回だけでしたが、その後も数か月から1年おきぐらいに封書やハガキにてレストア(機体の復元)の進行具合などが報告されて来ました。現代のようにネットや携帯が普及してない時代でしたからね。
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しかし、このような復元作業が日程や予算面において当初の予定通りいくハズもなく、このプロジェクト・テイクオフ委員会からの報告も徐々に途絶えがちになり、ですが零戦の方はロシアにて少しづつではあるが確実に復元されている、という状況でした。最後の方は復元作業の進行状況は雑誌(航空ファン)等でご確認下さい、との通達もあったような…。
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(左が事の始まり、航空ファン94年8月号、そして右が初飛行の記事が載った98年9月号)
そしてプロジェクトが始動して4年余りの歳月を経て、ついに零戦22型X-133号は無事に完成したのでした!もちろんこの情報も航空ファンからでしたが、間もなく委員会からの最後のハガキにて零戦飛ぶ!の報告が届きました。海外での実機の復元も大変だったでしょうが、日本での委員会存続も資金難などで困難を極めていたと思います。ですがそんな中でも、こうして寄付した人達の想いを最後まで面倒見て下さった委員会の方々に感謝です。
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その後、この零戦が日本まで飛んでくる事は実現しませんでしたが、後に公開された「パール・ハーバー」に飛行可能な他の零戦と共に見事な飛行を見せてくれていました。
最近は…たぶんアメリカのどこかにいると思いますが、いつか日本でも飛ぶ姿が見たいです。

来年のカレンダー [hobby]

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皆さんは来年のカレンダーはもう準備されましたか?私はいつもカレンダーが出回り始める10月には部屋用、トイレ用、PC卓上の3点と仕事に使う高橋手帳を購入します。いずれも実用重視で毎年同じデザインの物と決めています。
 
そんな中、部屋用にもう一つ(そう、私の4畳半の部屋にはカレンダーが2つ!)飛行機のカレンダーを掛けています。もう十数年間、毎年実費購入で一般にも分けてもらえるスバル(富士重工業)のカレンダーです。言わずと知れた小池繁夫さんが描かれた飛行機のカレンダー。
その2010カレンダーが今日、届きました。毎年表紙は中島(大戦時の三菱や川崎と並ぶ大手飛行機メーカーで富士重工業の前身)製の飛行機が描かれています。来年の表紙は連山でした。

これで私の来年への準備品はほぼ揃いました。あとはそろそろ年賀状を作りださないと…ですね。

秋水 [hobby]

先日の東海ツーリングで立ち寄った三菱重工・小牧南工場の資料室に復元、展示されている大戦末期の兵器「秋水」です。ドイツのMe163を模した迎撃機として開発されましたが、テスト段階のうちに終戦となってしまいました。
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東海ツーリング③ [hobby]

バイク旅も3日目。昨日と違い今日は朝から快晴!絶好のツーリング日和、そして寒さも無い♪この日も朝から温泉につかり、その後に朝食。今日の出発は9時。行く先は自衛隊浜松基地!です。初日の三菱重工と同じく、ここにも零戦が展示されているのです。
宿が静岡のすぐ上だったので、浜松までは小一時間。自衛隊基地もすぐに見つけることが出来ました。その航空自衛隊の浜松広報館「エアーパーク」が今回の旅の最終目的地です。10時ごろには着いてたかな。
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屋外にも飛行機やヘリ、あとミサイルなんかの展示もあり、そのすぐ隣の飛行場(浜松基地)からは訓練用の飛行機が離着陸を繰り返していました。これを眺めているだけで半日は過ごせそう♪な感じ、ですがそこまで時間を使うわけにもいかず、早速館内へ。ここも無料で利用でき、しかも1時間おき程で上映される自衛隊作成の航空機映像も見れます(定員120名のため整理券が必要)。平日ですがお子さん連れやバスでの団体さんも多く来られていましたね。私も早速零戦を見に行きました。
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ここでは吊るした状態で展示されているので、他では見る事の出来ない下からのアングルを楽しめます。脚(車輪)が格納されてるのもここだけですしね。欲を言えばもう少し近くで見れたら良かったかな。
 
そんなこんなでここでも1時間強を過ごし、帰路につくことにしました。ただ、せっかくなので今までに走った事の無い道を行こう!と浜松から遠州灘まで出て、そこからはひたすら西へ、伊良湖岬を目指します。山と川ばかりを見て走った今回の旅で唯一、海沿いを走れましたね。浜名バイパスから42号へ。途中からは車も少なくなり快適に飛ばします。当初はフェリーで知多半島行きも考えましたが、走行距離を大幅に短縮できる鳥羽(伊勢)行きのフェリーに乗る事にしました。事前に問い合わせておいた狙いの便は13:40に伊良湖出港です。けっこうギリな感じだったので昼食も取らずに途中でお土産のメロンだけ買い(発送)、港に着いたのは13:15でした。13:20から乗船開始て!急いで乗船券と会社用のお土産、昼食用のおにぎりを買い、なんとか間に合いました。60分の船旅で鳥羽へ上陸。そこから伊勢まで走り、高速道路を乗り継ぎ京都まで帰りました。
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今年は予算や日程の都合で2泊3日のバイク旅。走行距離は825キロとゆったりプランでしたが、お天気にも恵まれトラブルも無く、快適なツーリングでした。
 
これで国内の零戦はほとんど見れたと思いますが、来年こそはまだ見ぬ河口湖自動車博物館の零戦を見に行きたい!!8月に連休、取れるかな…。広島の大和ミュージアムもまた行きたいな^^。

Schnider [hobby]

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シュナイダー、この本に初めて出会ったのは平成10年5月末でした。それまで飛行機雑誌は航空ファン、航空情報や世界の傑作機シリーズなどが有名でしたが、それらとはまた違った視点からの情報を多く載せている飛行機雑誌が新たに登場したのです。
 
創刊号(上の写真左)は少し立ち読みして即、購入を決断。以後、約半年くらいの周期で不定期に発売されるシュナイダーを心待ちに本屋さんを覗いたものです。他の情報誌では扱ってなかった記事も多く、創刊号の48年前に氷原へ不時着したB29を直して飛ばす話や、グリーンランドの氷中80mに埋もれたP38を引き上げる(後にレストアして飛ばす)話はすごく興味を持って読みました。
また雑誌のサイズが大きいのでカラー写真がよく映えるのもこの雑誌の特徴のひとつでした。
 
ただ、そんなシュナイダーも私は12号まで買いましたが、3年前の8月に出た15号からは最新刊が出てない模様。このまま廃刊になっちゃうんでしょうか?
そりゃ普通の?雑誌と比べると読者の限られる飛行機雑誌、その中でもまだ発行部数の少ないコアな雑誌。本屋からすれば売れない本→置かない→ますます売れなくなり廃刊、てな流れなのかもしれませんが、斬新な切り口のある雑誌だっただけに年一発行でもいいから復活してほしいです。
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